有限会社田中工務店

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とある現場の苦労

今日は弊社で請け負った倉庫の外壁貼り替え工事についてです。

商業地域のため敷地境界いっぱいに建てた建物同士の隙間はおよそ45cm。

そこに足場を建てて外壁の貼り替えを行います。

足場と言っても単管を組んだだけの抱き足場という代物で、人が立つ足元は単管2本分(10cm)の幅しかありません。

この足場を組む足場屋さんも大変ですけど、外壁の貼り替えを行う板金屋さんも大変です。

隙間45cmに建てた足場


このように材料の置く場所がないので屋根に上げての作業です。

外壁貼りの様子。これが抱き足場です。


このように足場を組んで材料が入る隙間さえあれば工事はできます。

その代り職人さんの体格は限定されますけど。たまに腹が出てて通れないっていう人もいますから。

余談ですが屋根の先端がお互い上下で重なりあっている現場もたまにあります。

どちらかの建物が越境しているのか、それともお互い越境しているのか分かりませんが・・・昔はすごかったんですね。今じゃ考えられません。

敷地境界というのはとてもデリケートなものですから地権者がお互い立ち会いの上、境界杭などを打って分かるようにしておくべきです。

先祖代々の土地で親世代は境界がどこか分かっていても子供世代はよくわかっていないということがよくあります。きちんと分かるようにして引き継がないと後々のトラブルの原因となります。

それから民法上は境界からの建物の離れは50cm以上となっていますが、きちんとした足場を組むためには90cm以上は離したいところです。

プラス雪国ではそこに雪を下ろすつもりでなくても雪が境界に落ちることがあります。そこでお互いの建物が境界から同じ距離の離れであればお互い様ということでトラブルになりにくいのですが、一方の建物が他方の建物よりも境界に近ければやはり雪が落ちてくれば文句を言いたくなるのが人情というものです。ですから後から建てる方の人は先に建っている建物と最低でも同じ離れにした方が良いと思います。

これは雪国で工事をしてきて学んだことです。

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2011年8月31日-6:06 PM

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