有限会社田中工務店

PAGE TOP

大黒柱の可能性

昔の家には大黒柱といって、その家の構造的な軸となる太い柱がありました。

最近の家であまり見られなくなった理由は構造的にそのような太い柱が必要ないということと、設計者もお客さんも今の人達(よくわからない言い方ですが)はなるべく邪魔な柱のない大きな空間を求めているということがあげられます。

しかし太くて力強い大黒柱は構造的というより精神的な意味でそこに住む人に安心感だったり、心地よさを与える事ができると思います。

この家という空間の中心を想起させる求心性が大黒柱にはあり、なんだか不安定な情勢の世の中で生きていると人々にとってこの求心性って結構大事な要素かもって思うんです。

新築でももちろん取り入れていきたいのですが僕はリフォームでもあえて構造的というより象徴的な意味で大黒柱を取り入れています。

このお宅の蔵で使われていた大黒柱を利用しました。

家具を置く前はこんな感じ

このお宅は4年ほど前にリフォームしたお宅です。

蔵を解体した時に出たケヤキの大黒柱を再利用した例です。

次は桧の大黒柱を入れて化粧梁をリフォームで新たに入れた例です。

ヒノキの大黒柱を建てて化粧梁を取りつけた例

最初は化粧梁を入れたいということで話が始まったのですがどうしても施工性を考えると柱が必要ということになりました。

そこでどうせ入れるなら大黒柱にしたらどうかと提案させていただき、採用されました。

邪魔だと思えば確かに邪魔なんでしょうけど存在に慣れれば愛着がわいてきて愛おしくなることマチガイありません!

大黒柱おすすめです!。。。

人気ブログランキングへ

2011年12月17日-2:03 PM

その他のブログの記事

  • image

    町屋のリフォーム④

    現場は順調に進んでいるのですがご無沙汰してしまって、久しぶりのレポートです。まずは耐震補強の様子を。このように間仕切り壁を新設とするところで入れられるところは筋かいを入れて耐震補強を行います。筋かいと…

  • 自然素材を使った和のリフォーム

    最近完成したお寺の庫裡(くり)のリフォーム工事についてレポートします。さて庫裡とは元々はお寺の台所をあらわす言葉なのだそうですが、一般的には住職とその家族の生活空間をあらわします。お寺といえば和のイメ…

  • 断熱・気密・24H換気

    新築の現場は順調に工事が進んでいます。今回はこの家の断熱と気密と換気についてです。現時点で新築する住宅の居室は1時間当たり0.5回つまり2時間で1回部屋の空気が入れ替わるだけの換気をするよう法律で定め…

  • image

    自然素材にこだわった和室のリフォーム工事①

    以前に「木の加工を見て大工について思う」と題してブログを書きました。そこでとりあげた現場が今日からリフォーム開始となりました。こちらのお宅は5年ほど前まで呉服屋さんとして商売をされていた店舗兼住宅で…

  • 仏壇置き場をつくるには(長岡市栃尾地域・リフォーム)

    元々先祖の仏壇が家にある人は家を建て替えるときに仏壇置き場をつくりますが、実家から独立して家を建てる人は仏壇のことまで頭が回らないのが実情だと思います。若い時は特に自分や家族が亡くなるということがリア…

関連記事

  • 関連する記事はありません

ニュース&イベント

3代目社長のBlogブログタイトル全一覧を見る