有限会社田中工務店

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山林に家を造る③~基礎~

道もできましたのでいよいよ工事開始!の前にする大事な行事。

 

「地鎮祭」です。

 

土地の神様を祝い鎮め、土地を利用させてもらうことをお願いします。それと同時に工事の安全も祈願します。

 

 

最近では地鎮祭も上棟式もしない場合があるとのことですが、遥か昔から執り行われてきた儀式には理屈ではなく何か次元の違う深い意味があるはずです。

 

さて地鎮祭も無事執り行われ、いよいよ基礎工事開始です。

 

敷地は傾斜地の切土部分がほとんどですが、一部わずかですが盛り土部分があります。地盤調査の結果、柱状地盤改良をすることとなりました。

 

セメントミルクと土を混ぜて改良杭を作ります

崖側の施工は重機が転倒しないよう慎重に施工

 

 

このトラックに載っているプラントでセメントと水を混ぜて改良材を作ります。それをホースで現場の重機まで圧送するのですが、こんなにプラントと現場の距離がある現場も珍しかったと思います。

 

水については水道がまだないので農業用水路の水を許可を得て使わせていただきました。

 

現場までの道も重機がギリギリやっと通る幅しかなかったし・・・施工業者さんには難儀をかけました。

 

地盤改良の後は通常の基礎工事となるのですがこちらも現場までのアプローチ、立地の問題で大変難儀しました。

 

 

 

とにかく運搬が大変で、アプローチの道は勾配が急なので4WDの車かキャタピラの付いた運搬車でなければ上がれません。ちょっとしたものを取りに行くには歩きです。職人さんもだいぶ脚が鍛えられたと思います。

 

工事条件は厳しいですが天気の良い日にはこんなご褒美があります。

 

 

さて基礎のスラブコンクリートの様子をご覧ください。

 

 

 

 

生コンミキサー車は市道までしか入れないので下からクレーンを使ってのコンクリート打設となりました。

 

35tonクレーンを使ったのですが、、これ以上距離が離れていたらちょっと工事は難しかったと思います。

 

次は立上り壁の型枠工事です。

 

 

 

この型枠材の運搬に使ったのがクローラーダンプです。

 

 

 

鉄筋は現場のコンクリートの中に埋まるので持って行っておしまいですが、型枠材と足場材は工事が終わったら持って帰らなければならないのです。

 

このクローラーダンプがなかったら型枠工事は2~3日は工事が遅れていたと思います。

 

さていよいよ基礎のメインイベント!立上りコンクリート打設です。

 

迫力のある光景です!

立上り壁のコンクリート打設はさすがにクレーンとホッパーという訳にはいかずポンプ車を使いましたが、普段の住宅基礎コンクリート打設で使う小型のポンプ車では全く歯が立たず大型のポンプ車でやっと打設できました。

ゼネコンの監督をしていた時は普通に見ていた大型ポンプ車ですが家業を継いでからは一度も使ったことがなかったのでなんだか懐かしい感じがしました。

以上見ての通り、道路からのアクセスが悪いと工事は困難を極めます。

それは現代の家づくりが重機や車に多くを頼っているからです。

今回の工事で道の大切さを実感したのは言うまでもありませんが道のないような利便さとかけ離れた場所だからこそ素晴らしい眺望だったり、街中では味わえない自然を体感できるのだとも思いました。

苦労の末に完成したこの住宅から見える眺めはさぞかし素晴らしいことでしょう。

次回はいよいよ建前となります。

2014年11月19日-1:51 PM

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