有限会社田中工務店

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最近施工した内装リフォームについて

この春施工したリフォーム工事についてです。

工事の依頼内容としては結婚したばかりの娘さん夫婦のために娘さんの部屋を夫婦の部屋としてリフォームしてほしいとのことでした。

最初は増築して部屋を広くしたいとの要望でしたが構造的な観点から思ったような増築はできないのでトイレの位置を移動したり2つにわかれていた収納をまとめて今ある建物の器(うつわ)の中でできる限り、夫婦の部屋のスペースを取れるように計画しました。

着工前の部屋は子供部屋が2つ繋がった形でクローゼットも2つに分かれて設置されていました。

それから現在あるトイレを移動することによって部屋を1坪(畳2枚分)広げることにしたのですが下の写真が着工前のトイレと廊下です。

施工中の様子は省いて完成写真をご覧ください。

内装材についてひとこと。

一般的に壁と天井はビニールクロスでの仕上げが今の主流だと思います。確かにコストも安く、施工もしやすいので無難なのですが・・・一般の方があまり知らないデメリットもあるのです。

それは音が反響することです。家具等が入るとまだ良いのですがクロスで壁・天井を仕上げた部屋で話をしていると声が響くのを感じます。

ですからせめて天井だけは吸音化粧ボードや板貼りにすることをお勧めします。

今回の内装は色的にはモダンな感じですがシナベニヤという板を天井に貼ったり、壁の一部にパインの無垢板を貼ったりして素材としては温かみのあるものを使用し、無味乾燥のどこにでもあるアパートやマンションの内装みたいにはならないように工夫してみました。

それから建具も一工夫。

他にも和室と廊下の間仕切り建具も交換したのですが、廊下が暗いので明るくしてほしいとの要望でしたので窓を大きく取り、同じく額なしで納めた上に面材に段差をつけて框戸風に見せるという細かい芸を建具屋さんがしてくれました。(僕は思いつきませんでした。)


 

 


 

 


 

 

こういった創意工夫で世界にただ一つの建具だったり、部屋だったり、家を造ることができるのです。
お金をかけることが良い仕事なのではありません。安い材料を使っても見せ方一つで素晴らしい空間を造ることはできます。

 

設計をする僕もそうですが実際に施工する職人さんもやはり新しいことに挑戦し、自分たち自身も素晴らしいと思える仕事をしてお客様に喜んでもらいたいのです。

 

しかし何はともあれ、そういったこちらの思いを理解してくれるお客様との出会いから始まる話なのですが。

 


2013年5月18日-1:34 PM

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