有限会社田中工務店

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注文住宅ということ

注文住宅ってどういう意味だろう?

建売住宅というのは建築業者がお客様からの注文の前に家を造り、その出来合いの家を売ることです。売れない場合だってあり得る。お客様にしたって家にある程度自分たちを合わせていくというスタンスだ。

その建売住宅と反対の意味を持つのが注文住宅と解釈していいのだと思う。つまり、お客様から注文を頂いてから造る住宅。

その言葉の本来の意味からすれば注文住宅の場合、お客様はプランから材料まで自分の好きなように家を造ることができる。いわゆるオーダーメード。しかし今のハウスメーカーや大手ビルダーの提案する注文住宅のほとんどは、いくつかのパターンの中から選択するというもの。服で言えば自分の体に合わせて作るオーダーメードの服と、体に合わない部分もあるがそこにある中からチョイスして買う既製品の服というところ。

ここで自分の今までの人生を振り返ってみてオーダーメードで買った物ってあるかな?

前に勤めていた会社を辞めた時に先輩からもらったYシャツの仕立券。これを持って伊勢丹で作ったYシャツが僕の人生の中で唯一のオーダーメードの買い物だと思う。

上半身の色々なサイズを測り、時計をするかしないかでもサイズを微妙に調整するし、各部位のデザインも自由に選べる。このオーダーメードのYシャツは着ていて体にシックリくる。良く考えたら世界に1着しかないシャツなんだよなぁって思う。

石井先輩オーダーメードを経験させてくれてありがとうございました(*^_^*)

ここで考えるのは現代に生きる我々は効率とコストが重視される大量生産品をチョイスする買い物しかしたことがないってこと。

だからいきなり家をオーダーメードで造りましょう!といってもどうしたらいいかわかんないのだと思う。

もうひとつオーダーメードで問題になるのが価格の問題。オーダーメードから受けるイメージはもちろん価格が高い。

しかし本当の意味で高いのだろうか?それだけ手間暇かけているのがわかり、その価格に相当する価値が認められれば高いとは思わないんじゃないか?

買ったその時の価格が高くても買った人がそのものをとても気に入って、気持ち良く、大事に、長く使ってくれるもの。一方、安いと思って飛びついたが気に入らず、短い期間しか使用しないで使い捨てにするもの。どちらが真の意味で高いのか?

普通の人は一生に一度しか家を造らない。

気に入らない家を安く買って、しょうがなく住む。これは最悪だと思う。服なんかと違って買い替えができる人なんてあんまりいない。

家の場合、オーダーメードだからってものすごく高いかというとそんなでもないと思う。既製品の家の方が高い場合だってある。

一生に一度の大きな買い物であり、自分や家族の生活の核となる家こそオーダーメードの注文住宅にすべきだと思うがいかがでしょう?

2011年3月3日-10:56 AM

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