有限会社田中工務店

PAGE TOP

町屋のリフォーム③

今年の天気はなんだか調子はずれで、人間と天気の息が合わないといった感じです。

暑くなるかなぁと身構えると涼しい天気だったり、涼しくなるかなぁと思うと暑くなったりでうちの社員も体調を崩した人がチラホラいます。

最近よく思うのは「健康第一」という大昔からの言葉です。いくら才能ややる気があっても健康でなければ事を成し遂げるのは難しい・・・と40歳になって心の底から感じるようになりました。「健康のためなら死んでもいい」みたいな感じで、かなり健康に気を遣うようになりました。

さてリフォーム工事の進み具合をご覧ください!

新しい柱と床梁が・・・


解体工事で吹抜け空間になった場所に新たな柱と梁が入り、2階の床ができていきます。

床工事が半分終わったところ


何もなかった空間に床ができるって、よく考えると不思議でスゴイことだと思いませんか?人間がそこに居れるようになるんですから!

新しい床組みを下から見上げたところ


さて次は天井工事を・・・

天井の下地組み


天井下地組みを見上げたところ


このように天井材を貼るための下地を36mm×36mmの野縁と言われる材料で組んで、小屋裏の梁などから900mm間隔で吊って固定します。

天井裏の断熱材敷き込みの様子


そして天井下地の上に高性能グラスウール厚100mmを敷き込んでいきます。屋根から伝わった熱が部屋に入らないよう、部屋の熱は小屋裏に逃げないようにこの断熱材でシャットアウトします。

天井のボード貼りの様子


断熱材を入れたらプラスターボード厚9.5を貼っていきます。今回の現場はこのボードの上からクロスを貼る仕様です。

さてこの家は昭和の初めころに建てられたものであるため、壁は土壁となっていました。

土壁を裏から見たところ


こういった葦(ヨシ)を麻縄で組んだ小舞下地に粘性土を塗っていくのです。昔はどこの家も土壁だったのですが今ではほとんど見られなくなりました。3カ月から5カ月で家ができあがるスピーディーな時代にはとても使えない工法だということと、気密性を求める今の家造りには合わないということと、施工できる職人が少なくなったのが主な原因です。

僕の家は築23年ですが外部は土壁が塗ってあります。気密性がなく冬は寒いのも確かですが、調湿作用があったり、自然素材の良さもあるので欠点を改良して残していけないものかと思います。良いところもあれば悪いところもある。良いところを残し、悪いところを直したり、カバーしたり。悪いところだけをみて捨てるのはあまりにも短絡的だと思います。長い間使われてきた歴史と伝統にはそれなりの重みがあると思います。

ということで工事の続きです。その土壁のところにボードを貼るための下地を組んだところです。

土壁の上から木下地を組んだところ


今回のお施主さんの希望は柱を見せない大壁造りのクロス仕上げですのでこのような施工法になります。

あっ、それからユニットバスの施工が終わりましたので施工中の様子をご覧ください。

ユニットバス組立て中


2人で1日の工事です。これが昔のタイル仕上げとかのお風呂ですと2週間は確実にかかるでしょうね。早いものです。

今日はここまでです。

人気ブログランキングへ

2011年8月19日-6:36 PM

その他のブログの記事

  • 栃尾のバス停

    栃尾の各所に佇むバス停が妙に気になる。雨宿りできる屋根付きの建造物もあるかと思えば、ただぽつんとバス停看板があるだけの場所もある。あれはそもそも越後交通の所有物なのか?誰が設計しているのか?(同じ規格…

  • 栃尾の冬支度

    もうすぐ栃尾も雪景色に変わるでしょう。雪国はこの雪の降る前の時期は冬支度に忙しいのです。その代表的な冬支度が『雪囲い』です。雪の降らない地域の人には『雪囲い』の意味が分からないと思いますがまずは建物の…

  • image

    栃尾の雪景色~本所地域

    今日は栃尾の本所という地域に行ってきました。ここはすでに今シーズン2回目の屋根の雪下ろしを終えているという、栃尾でもかなり雪深いところです。まず本所に行くまでの道中の雪の多いことといったら・・・道路は…

  • image

    手造り家具 in tokyo

    3月の末頃のことでした。僕が高校時代から大変お世話になっている先輩より唐突に「本棚を作ってほしいんだけどできますか?」というメールが届きました。その先輩は東京在住で10年ほど前にオーガニックフードのサ…

  • 瓦屋根から金属板屋根に改修

    今回は屋根の葺き替え工事をご紹介します。 こちらのお客様から相談があったのは今年の春先でした。 冬の大雪で屋根の鼻先が折れたとのこと。見に行ってみるとこんな状態でした。 …

関連記事

  • 関連する記事はありません

ニュース&イベント

  • 職人の卵 -2018年07月07日

    世間では人手不足が声高に叫ばれていますが、うちの会社も今年は依頼される仕事が多く人手不足を痛感してい…

  • リーフレット作りました -2016年12月27日

    今まで弊社は紙媒体のリーフレットがなかったのですが今年は全国商工会連合会という団体の小規模事業者持続…

  • 新入社員が入りました! -2016年04月07日

    4月1日に新入社員が入りました。名前は大橋陽生です。この3月に県央工業高校の建築学科を卒業したばかり…

  • T様邸「山林の家」見学会(長岡市栃尾地域) -2015年06月09日

    6月6日、7日の2日間に渡り、T様邸の完成見学会を行いました。先ずは今回の完成見学会を快諾してくださ…

3代目社長のBlogブログタイトル全一覧を見る

  • 職人の卵 -2018年07月07日

    世間では人手不足が声高に叫ばれていますが、うちの会社も今年は依頼される仕事が多く人手不足を痛感してい…

  • 古いものをあえて残す和室のリフォーム -2017年12月02日

    今回ご紹介する事例もかなり長い時間を積み重ねてきた和室のリフォームです。念のため言っておきますが弊社…

  • 椅子の修理に挑戦~豊かさについての考察 -2017年11月22日

    ひとつ前の投稿「築133年の家を住み継ぐ」のスピンオフ的なブログです。実は改修工事の最中にお客様より…

  • 築133年の家を住み継ぐ -2017年11月10日

    その男性は築133年の家のリフォームをしたいと事務所を訪ねてきました。お話を聞いてみるとその男性は6…

  • 無垢の木を使ってみませんか? -2017年08月05日

    忘れがちですが人間は自然の一部であることは間違いありません。だから自然素材に触れたり、自然素材に囲ま…

  • 栃尾のバス停 -2017年06月05日

    栃尾の各所に佇むバス停が妙に気になる。雨宿りできる屋根付きの建造物もあるかと思えば、ただぽつんとバス…

  • 雪国ならではの修繕工事から見えてきたこと -2017年05月08日

    今年は雪の量はそんなに多くはなかったのですが屋根の鼻先に雪庇ができて重くなり、雨樋が破損したり鼻先の…

  • 幸せな気分になれる?大工さんの手作り棚 -2017年03月28日

    久しぶりのブログです。今回は弊社の事務所に飾り棚を新たに設置しましたのでそちらを紹介します。まずは設…

  • 雪国の暮らし~屋根の雪下ろし -2017年01月24日

    栃尾のとある冬の日の風景を切り取ってみました。まずは雪国ならではの生活風景。雪の降らない地域では経験…

  • とちおブラ散歩 新町編 -2016年12月29日

    今回は新町地域を仕事のついでにブラついてみました。この新町とか大町あたりは栃尾城があったころから昭和…