有限会社田中工務店

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町屋のリフォーム⑥

今日はフローリング貼りの状況から。

フローリング増し貼りの様子


このようにリフォームの場合は既存のフローリングの上に新しいフローリングを増し貼りすることがよくあります。

既存のフローリングを下地材として利用することで丈夫な床となるわけです。仕上げ材としては寿命が尽きた材料も下地材としては十分使えるわけです。

しかしリフォームの場合は床が平らとは限らず、面倒なレベル調整をすることもままあります。

レベル調整の様子


パッキンにて微妙なレベル調整


リフォーム工事は、決められた予算の中で既存住宅と向き合い、どこまで直したら良いかという判断力と、きれいに納める技術力が必要とされます。

はっきり言えば、新築住宅を造るよりもずっと高い判断力と技術力が必要です。昔の職人さんが造った建物に手を入れるということは、その建物をよく見て分析し、どのようにその建物ができているか把握することから仕事が始まります。

次は大工が行う塗装工事の様子を。

サッシ木枠の塗装の様子


普通、塗装工事というといわゆるペンキ屋さんがするものだと思われる方もいると思いますが、木部についてはオイルフィニッシュという塗料を大工で塗ることが多くなりました。

このオイルフィニッシュというのはペンキ塗料のように表面に膜を作るのではなく、木材に浸透していく塗料なので木の素材感が失われないのです。

木が持つ温もりある素材感を無機質な膜で覆ってしまっては、わざわざ木を使う意味がありません。

鉄骨梁を囲った集成材も白のオイルフィニッシュで仕上げ


このお宅では集成材で作ったカウンターの上に陶器の洗面器を載せて手作り洗面台に挑戦します。

その集成材のカウンターも濃い茶色のオイルフィニッシュで仕上げます。

洗面カウンターの塗装前


洗面カウンターの塗装後


ちなみに壁の収納棚は目立たないように白のオイルフィニッシュ仕上げです。白といっても木の木目は透けて見えるので無機質な感じにはなりません。

少し前までは木の色をそのまま生かした透明のオイルフィニッシュ仕上げが流行りましたが、最近は白や濃い茶等のメリハリのある色使いが流行っています。

色も人間の気持ちに大きな影響を与えますから、とても重要な建築要素だと思います。

今日はここまでです。


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2011年9月30日-6:23 PM

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