有限会社田中工務店

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築47年の家のリフォーム④

昨日は久しぶりの晴れ!

ということで外壁の工事を始めました。天気予報によると2日間は何とか天気がもちそう。こういうチャンスは逃さずに!

建築業は天気とにらめっこしながら予定を立てる商売なのです。

では外壁工事の様子を。

外壁撤去状況

既存の金属製外壁(こちらではアタンと呼ばれてます)をはがすと土を塗った荒壁が出てきました。また筋かいはところどころ入っていましたがこの当時は接合金物がまだない時代ですので釘留めだけです。

今回は耐震補強も出来る限りしたいというお客様の要望でしたので、この写真の壁全面に構造用耐力面材を貼ることにしました。

構造用耐力面材 土台から梁まで届くように長さは3m。

構造用耐力面材を貼ってる様子

厚さ9mmのこの材料を柱、間柱、土台、梁に長さ50mmの釘で所定の間隔で留めていくとシングル筋かいを上回る耐力壁となります。

この方法であれば外壁の改修時に耐震改修をすることができます。筋かいを入れる方法は内部の床、壁、天井を壊さないと施工ができないので大規模改修となり費用もかかります。

さて内部では天井貼りの工事が進んでいます。

まずは和室の目透かし天井貼りの様子を。

手の脂が付かないように白手袋をして施工します。

そして洋室のパイン羽目板貼りの様子を。

パイン羽目板貼りの途中

パイン羽目板の断面

このように1枚の板にオスメスの加工がしてあって順番に板をはめ込んでいきます。

完成後はこんな感じです。

パイン羽目板貼り完了。

見てのとおり節が結構ある材料ですが、これも天然材料だからこその味わいだと理解してもらいたいです。人工的に作った工業製品はもちろん均質を目指して作られていますし、実際にその目標を達成しています。しかしそれらのものから感じるのは冷たさや無機質さで、それらのものに囲まれていると息苦しささえ感じます。

われわれ人間は今一度、自然というものを見直す時期がきていると思います。

うちの会社も時代の流れの中で大きな転換期に差しかかっています。家造りのプロとしてお客様に何を提案するべきか?自然素材を使うということは職人の技術力も必要ですし、素材の自然変化からくる不具合といったリスクもあります。ですが、あえてこの自然素材に挑戦していきたいと思う今日この頃です。

2011年7月7日-1:56 PM

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