有限会社田中工務店

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自然素材にこだわった和室のリフォーム③

和室の天井工事の続きです。

廻り縁同士が直角に接する部分を留めといいますが、その部分の複雑な加工をご覧ください。

廻り縁の留め加工部分


これは、もちろん機械でなく昔ながらの道具で加工します。

杉無垢の竿縁材


これは竿縁材と呼ばれる材料です。天井の板の下に1尺(30cm)間隔で取り付けられる部材で廻り縁にも取り合います。竿縁が取りつく部分はその形に廻り縁を欠き込みするのですが、その加工の様子を。

加工前のケガキ(下書き)


加工の様子①


加工の様子②


次は杉無垢の天井板をご覧ください。

杉無垢板のうづくり仕上げ


よく見ると板の裏に欠き込み加工がしてあります。

板同士はこのように組み合わさります。

イナゴ天井の重ね部分


今回の天井の貼り方はイナゴ天井と呼ばれるものです。このように一部板同士を重ね合わせて貼っていくので、重なり部分を軽く見せるための工夫がされています。片方は板を薄くし、片方は板が曲りやすいような加工を施しているのです。

では天井を貼っている様子を。

天井貼りの様子を下から見たところ


天井裏から見るとこんな感じです


狭いところでの神経を使う作業です。真夏はちょっと厳しいですよね。

そして完成するとこんな感じに。

天井貼り完了


ちょっと暗いし、分かりづらい写真でした(>_<)

また工事完成の時に職人の技が分かるような写真を載せます。

しかし、かなりマニアックなレポートですよねぇ。

実際、僕もブログを書くようになってから、より細かく現場や納まりを見るようになりまし、職人の技術の繊細さにも気付かせてもらいました。

これからも、職人の素晴らしい技術をこのブログで紹介していきたいと思います。

2011年6月28日-6:33 PM

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