有限会社田中工務店

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自然素材にこだわった和室のリフォーム工事②

和室のリフォーム工事、順調に進んでいます。

この前のレポートで分かりづらかった繊維壁のはがしの様子から。

せんい壁を楽にはがせる魔法の材料「ハガセール」


この「ハガセール」という材料を古い繊維壁に塗って15分ほどすると・・・

あら不思議!きれいに繊維壁が落せるのです!

しかし「ハガセール」っていうネーミングが笑えます(*^_^*)

名前の付け方の分類があるとすれば避難器具の「オリロー」と同系列になると思います。

このハガセールを塗ってる様子です。

ハガセールを塗っているところ


さて次は大工さんの登場です。

古い天井やら廻り縁を撤去していきます。

天井の撤去の様子


天井撤去後の様子


そして解体が終わると大工さんは天井の工事に入るのですが和室の場合は廻り縁という材料を天井と壁の取り合い部分に取り付けます。

その加工の様子と加工した材料の接写したものをご覧ください。

廻り縁の留め加工の様子


これは留め加工といって廻り縁同士が直角に取り合う部分の加工をしている様子です。ちょっとでも短かったり、長かったりすれば納まりませんのでとても慎重な作業となります。こういった和室の造作材の微妙な加工なんかは昔ながらの手ノコとかノミ、手カンナなんかを使って作業します。このことからうかがえるのは電動工具というのは大雑把な作業にはいいんでしょうけど繊細な仕事には向かないということです。

杉無垢の廻り縁


これが杉の無垢材で作った廻り縁です。前にもブログでレポートしたように、最近の和室は集成材の表面に薄いきれいな板を貼った「貼り物造作材」で仕上げるのがほとんどです。造作材になるようなきれいな木目の無垢材はとても貴重なものとなっているのでしょうがないところではあります。今回はお客さんの希望でオール無垢です。

職人にとってみて集成材は収縮や反りといった木の癖がないので扱いが楽です。無垢材は加工も大工が一からしなければならないし、その木が持っている癖を読み取るといったような、経験を積み重ねることによってのみ習得できる技術力が必要となってきます。大変だけどやりがいのある仕事ってことです。今では集成材しか扱ったことのない大工さんがたくさんいると思います。技術力の維持と向上のためにも、うちの会社では無垢材を使った造作をできる限りたくさんしていきたいと思います。

今日はここまでということで。

次回のレポートも楽しみにしてください。

2011年6月25日-12:21 PM

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