有限会社田中工務店

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自然素材を使った和のリフォーム

最近完成したお寺の庫裡(くり)のリフォーム工事についてレポートします。

さて庫裡とは元々はお寺の台所をあらわす言葉なのだそうですが、一般的には住職とその家族の生活空間をあらわします。お寺といえば和のイメージというより和そのもの。まさかここで奇をてらって洋風にリフォーム・・・なんて提案はもちろんしません。かといって型にはまった堅苦しい和風にするのではなく自然素材を取り入れながら柔らかみのある和を目指しました。まずは玄関から。

玄関には下足入れを造りました。

 

続いては家族の使う勝手口玄関を新設した様子です。

和紙壁紙は幅90cmごとに重ね貼りとするのですがビニールクロスのように月日が経ってから継ぎ目が目立つということがないので良いと思います。このほかに和紙の特徴として調湿効果、調光効果、保温効果、吸音効果が上げられます。欠点は汚れが付いてもビニールクロスのように拭けないことですが、和紙はビニールクロスのように静電気でほこりを呼び寄せることはありませんから汚れは付きにくいということです。部分的な汚れは消しゴムを使うと良いそうです。まぁ自然素材の良さは美しく古びて独特の風合いが出てくることですから余り神経質にならないほうが良いと思います。

続いては書斎を。

この部屋は杉とエコカロン塗り壁を使い、全て自然素材で仕上げています。呼吸をしていて気持ちの良い、気持ちが落ち着く空間になったと思います。

続いては客を招くこともある茶の間。

こんな感じにリフォームしました。

床は縁なし琉球畳、壁はエコカロン塗りの砂壁調仕上げです。

天井に出ている梁は意匠的に入れた杉の化粧梁です。のっぺらぼうの天井では味気ないものですから。

 


 

今回は和室のリフォームなので製作物の木製建具が多かったのですが改めて本物の木製建具の良さを実感しました。既製品のプリントシート貼りの建具と違い、木の温かみが感じられるのです。デザインも私の書いた図面通りになるのですから嬉しいですよね。

では頑張っている建具屋さんのショットを1枚。

わたしの注文通りに素晴らしい建具を作ってくれました。栃尾には素晴らしい建具職人がたくさんいますので今後もできる限り既製品ではなく製作物の木製建具を使っていきたいと思います。

さて最後は外部のリフォームを。



完成後もお客様にはとても気に入っていただきました。今回は窓の部分の木格子も同じウッドロングエコを塗装しています。今回の工事もお客様の御理解のもと、自然素材を多く取り入れたリフォームができました。

これから自然素材によるリフォームの良さをお客様に身体で実感していただきたいと思います。

2012年7月21日-6:12 PM

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